夜の山手線
2006年 04月 30日
今日は晴海トリトンのライブを終えた後、
新しいバンドの打ち合わせをしに秋葉原に行って、これから帰るところ。
明日は久々に家にいれるけどやる事が山のようにあるのに、テレビをつけるとすぐ忘れちゃうから、きっと今夜も、明日やる事を、いらなくなったチラシの裏に、色々思い出しながらメモって…それから眠るんだろな。
今は電車に揺られてて、秋葉原から渋谷に向かっます。
まーるい山手線の反対側くらいに位置する渋谷までは、大体30分位。
昼間の山手線が嫌いな私だけど、こうゆう夜の山手線は悪くないなと思った。
日曜だからすいてるって言うのもあるんだろうけど…
皆疲れてて話し声すらしない。
このギャップがたまらなく良い。
扉が閉まるほんの一瞬、無音の時間が出来る。
この間がたまらなく良い。
ギターとコロコロバックと肩掛けバック。
荷物が多いから端が良い。
そんな私が座る対面の一人の男性が、瞳に涙を溜めて溢れ出すのを堪えていた。
私も他の乗客も、それを見て見ぬフリをする。
私も電車に乗っていると、無性に涙したくなる時があるから気持ちが分かる。
私が涙してる時もこんなんなんかなとか思ったりしたりして…。
夜の地下鉄(空いてるの)とか乗ってると特にそうなんだけど…
色々な事を考えさせられるんだな~。
これは奇妙なほど静かな状況が、そうさせているのかもしれない。
答えのない曖昧な理屈を並べて自分と会話をしているんだ。
だから溢れ出すのを堪えて涙を浮かべてしまう。
不思議な世界よね。
いつもせわしなくガヤガヤうるさい私が嫌いな山手線も、時々こんな顔をするんだな~って切実に思った。
きっと人間も一緒で、私が知ってる沢山の人には、私の知らない一面があって、いつも笑顔でいられるわけないし、何処か無理したり我慢したり…他人には語れないほどの顔をそれぞれ持ってる…。
前からもちろん分かってた事だけど…
改めて実感した夜だった。
そして嫌いな山手線を、ほんの少しだけ好きになれた夜だった。
新しいバンドの打ち合わせをしに秋葉原に行って、これから帰るところ。
明日は久々に家にいれるけどやる事が山のようにあるのに、テレビをつけるとすぐ忘れちゃうから、きっと今夜も、明日やる事を、いらなくなったチラシの裏に、色々思い出しながらメモって…それから眠るんだろな。
今は電車に揺られてて、秋葉原から渋谷に向かっます。
まーるい山手線の反対側くらいに位置する渋谷までは、大体30分位。
昼間の山手線が嫌いな私だけど、こうゆう夜の山手線は悪くないなと思った。
日曜だからすいてるって言うのもあるんだろうけど…
皆疲れてて話し声すらしない。
このギャップがたまらなく良い。
扉が閉まるほんの一瞬、無音の時間が出来る。
この間がたまらなく良い。
ギターとコロコロバックと肩掛けバック。
荷物が多いから端が良い。
そんな私が座る対面の一人の男性が、瞳に涙を溜めて溢れ出すのを堪えていた。
私も他の乗客も、それを見て見ぬフリをする。
私も電車に乗っていると、無性に涙したくなる時があるから気持ちが分かる。
私が涙してる時もこんなんなんかなとか思ったりしたりして…。
夜の地下鉄(空いてるの)とか乗ってると特にそうなんだけど…
色々な事を考えさせられるんだな~。
これは奇妙なほど静かな状況が、そうさせているのかもしれない。
答えのない曖昧な理屈を並べて自分と会話をしているんだ。
だから溢れ出すのを堪えて涙を浮かべてしまう。
不思議な世界よね。
いつもせわしなくガヤガヤうるさい私が嫌いな山手線も、時々こんな顔をするんだな~って切実に思った。
きっと人間も一緒で、私が知ってる沢山の人には、私の知らない一面があって、いつも笑顔でいられるわけないし、何処か無理したり我慢したり…他人には語れないほどの顔をそれぞれ持ってる…。
前からもちろん分かってた事だけど…
改めて実感した夜だった。
そして嫌いな山手線を、ほんの少しだけ好きになれた夜だった。
by sswhiroko310 | 2006-04-30 23:47 | 日記